解析者: Roland Marco Dela Paz   

 プラットフォーム:

Windows 2000, Windows XP, Windows Server 2003

 危険度:
 ダメージ度:
 感染力:
 感染確認数:

  • マルウェアタイプ:
    トロイの木馬型

  • 破壊活動の有無:
    なし

  • 暗号化:
    はい

  • 感染報告の有無 :
    はい

  概要

感染経路 他のマルウェアからの作成

トレンドマイクロは、このマルウェアをNoteworthy(要注意)に分類しました。その理由として、ダメージ度や感染力、あるいは、その両方の脅威レベルの高まりが挙げられます。特にこのマルウェアは、実行されると、複数の文字列を印刷する「プリンタウイルス」の1つです。

マルウェアは、メインとなるコンポーネントによって利用される特定の関数をエクスポートします。

マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。

  詳細

ファイルサイズ 不定
タイプ DLL
メモリ常駐 はい
発見日 2012年6月13日

侵入方法

マルウェアは、他のマルウェアに作成され、コンピュータに侵入します。

その他

マルウェアが自身の不正活動を実行するためには、メインとなるコンポーネントが必要になります。

マルウェアは、メインとなるコンポーネントによって利用される以下の関数をエクスポートします。

  • マルウェアのコマンド&コントロール(C&C)サーバとの通信
  • API「NtQueryInformationProcess」のフック

  対応方法

対応検索エンジン: 9.200
VSAPI OPR パターンバージョン 9.191.00
VSAPI OPR パターンリリース日 2012年6月13日

手順 1

Windows XP および Windows Server 2003 のユーザは、コンピュータからマルウェアもしくはアドウェア等を完全に削除するために、ウイルス検索の実行前には必ず「システムの復元」を無効にしてください。

手順 2

コンピュータを通常モードで再起動し、最新のバージョン(エンジン、パターンファイル)を導入したウイルス対策製品を用い、「TROJ_PONMOCOP.SM 」と検出したファイルの検索を実行してください。 検出されたファイルが、弊社ウイルス対策製品により既に駆除、隔離またはファイル削除の処理が実行された場合、ウイルスの処理は完了しており、他の削除手順は特にありません。


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